食生活

低温調理で注意するべきこと5選

低温調理とは、比較的低い温度で食材をゆっくりと加熱調理する方法です。

一般的には、60℃から80℃程度の温度で数時間から数日間かけて調理します。この方法は、食材の栄養素や風味を保持するだけでなく、肉や魚などの食材を柔らかく仕上げることができるため、近年注目を集めています。

私も実際に低温調理で料理をすることがありますが、その経験から注意すべきポイントを記載します。
低温調理を行う際に気を付けるべきことは以下の通りです。

食品の品質に注意する

当たり前かもしれませんが、まず使う食品の品質に注意しましょう。

低温調理は、食材を長時間加熱するため、食材の品質に影響を与えることがあります。

新鮮で良質な食材を選び、処理方法にも注意を払いましょう。品質に関しては消費期限などを守っていれば基本的には問題ないですが、見た目やにおいなど、おかしいなと思ったらしっかり火を通したりすることをお勧めします。

食材を完全に加熱する

低温調理は、食材をゆっくり加熱するため、食材の中心部まで加熱するまでに時間がかかります。食材が完全に加熱されていることを確認し、食中毒のリスクを避けるようにしましょう。

低温調理する際の温度や時間に関しては目安がありますが、食材の厚み、大きさによって時間は変わりますので十分注意しましょう。

調理時間を正確に測定する

低温調理は、長時間かけて調理するため、正確な時間を測定することが重要です。食材の種類や大きさによって調理時間が異なるため、レシピに従い、調理時間を正確に測定するようにしましょう。

まだ低温調理方法に慣れていない方は少し余裕をもった料理時間で食材を加熱することをお勧めします。
何度か調理を繰り返し、設定温度、時間を調整していくのが良いです。

低温調理機を利用して調理する際は目安の温度や時間が説明書として付属しているものがあると思いますのでそれを参考にして調理しましょう。

調理器具の選択に注意する

低温調理には、温度を正確に制御できる調理器具が必要です。電気ポットやオーブンなど、適切な調理器具を選び、使用方法に従って調理するようにしましょう。

自分で温度管理を行って調理することも可能ですが、温度管理が大変です。リスクも大きくなります。
そのため、今では低温調理専用の低温調理機がたくさんありますからそちらを利用することをおすすめします。

お手頃価格なものもありますので一度ネットで調べてみてください!
※ちなみに私は「BONIQ」を利用しています。

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食材の密封に注意する

低温調理では、基本的に食材を真空パックなどの密封袋に入れて調理すると思います。密封袋が破れたり、風味が移り合うことを防ぐためにも、食材を適切に包装することが重要です。

卵など密封袋に入れないものはなにも心配する必要はありません。
その他お肉やお魚はお湯に触れないよう袋にいれて調理します。

袋はジップロックを利用すると良いでしょう。市販のもので問題ありません。

お湯にいれるだけなので基本的には破れることはないでしょう。

お魚など、ラップに包んで調理する場合があると思いますが、ラップだけですと破れる場合がありますのでラップで包んでもジップロックなどに入れると良いでしょう。

密封と言っても簡単にできないのではないかと思われるかもしれません。
ですが、真空状態に近い状態を作り出すのは簡単にできます!

ポイントは以下の2つだけ。

食材と共にオイルを入れる

食材をジップロックに入れる際にオリーブオイルなどのオイルを入れてください。
オイルを入れることにより食材の周りの空気を抜くことができます。

水に入れながら空気を抜く

食材をジップロックに入れ、そのまま閉めるのではなく、水に入れて空気を抜きながらジップロックを閉じると袋の中の空気を抜くことができます。
そうすることにより真空に近い状態を作ることができます。

真空を作ることがなぜそんなに重要なのか。

食材に熱が伝わりずらくなってしまうからです。

空気が入ってしまうと熱の伝わり方がまばらになってしまい、加熱がされずらくなってしまうからです。
しっかりと加熱するには可能な限り真空状態を作り出すことが重要です。

まとめ

低温調理で注意すべき点を上げましたが、多く感じるかもしれません。

手間がかかりすぎると思うかもしれません。

ですが、その手間がおいしさ、満足度へ直結すると私は思っています。
実際、ものすごくおいしいですし、満足しています。

いつもの食卓にひと手間、低温調理をして家庭のレシピをひと段階アップしてみてはいかがでしょうか。

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