
「熱中症対策をしてください。」
と、よく言われますよね。そして対策方法として挙げられるのが「水分補給」ですよね。
ですが、水分補給と言ってもどのような飲み物が水分補給に向いているのか。
もしかしたら普段飲んでいるものは水分補給に向いていないかもしれません。
今回は水分補給に向いている飲み物、向いていない飲み物を解説していきます!
水分補給の効果
最初にまずは、水分補給をすることによって得られる効果をさらっとまとめますね。
水は健康に良い効果をもたらす重要な飲み物です。
暑い時期には当たり前ですが、水分補給の効果を知り、普段から意識して水分補給補給をすることによって熱中症になりにくくなりますのでこちらも頭の片隅に置いておくと良いでしょう。
水代謝とハイドレーション
水は体内の水分バランスを保ち、細胞や組織の正常な機能を維持するために重要です。適切な水分摂取により、体内の代謝活動や栄養素の吸収、老廃物の排出が効率的に行われます。
また、水を摂取することで体は適切に水分補給され、脱水症状を防ぐことができます。十分な水分摂取により、肌の潤いや弾力性が維持され、健康的な肌状態をサポートします。
肌のためにも水は良い仕事をしているんです。
熱調節と便通
水は体温の調節にも役立ちます。水を摂取することで、汗をかいて体温を下げるメカニズムが機能し、熱中症や熱ストレスを予防します。
特に夏は熱中症が怖いですが、しっかりと水を飲み、汗をかくことにより温度調節ができるので予防になるのです。
水を飲んでいれば大丈夫というわけではありませんが、大きな対策になることは間違いありません。
また、適切な水分摂取は消化器官の正常な機能をサポートし、便秘の予防にも役立ちます。水は食物の消化と栄養素の吸収を助け、腸内の滞りを軽減します。
水分補給に適している飲み物
水:ミネラルウォーター

熱中症予防にはまず水が最も重要です。適度な間隔で水を摂取し、脱水を予防します。水は体温を調節し、汗を通じて熱を放散するのに役立ちます。
無色透明でカロリーや添加物が含まれていない水は、最も基本的かつ効果的な水分補給方法です。体内の水分バランスを整え、代謝を促進し、体の機能をサポートします。普段の水分補給には、清潔な水を十分に摂るように心がけましょう。
水は水分補給の基本となる飲み物ですが、水分補給に向いている飲み物は水だけではありません。
ずっと水だけというのも難しいので、ほかの飲み物も紹介します。
無糖のハーブティーやフルーツティー

カフェインを含まないハーブティーやフルーツティーは、水分補給として適しています。
例えば、カモミールティーやルイボスティーはリラックス効果がありますし、ハイビスカスティーやレモンティーは爽やかで飲みやすいです。
ルイボスティーなど、カフェインが入っているイメージがあるかもしれませんが、含まれていないものがほとんどですので、水分補給には向いていると言えるでしょう。
ただし、香料や砂糖を含むものには注意が必要です。
多少であれば問題はありませんが、水分補給という観点ではしっかりと認識したうえで飲むと良いでしょう。
緑茶

緑茶には抗酸化物質やカテキンが含まれ、健康に良い効果があります。カフェインも含んでいますが、穏やかな刺激であり、水分補給に適した選択肢です。
カフェインも取りすぎには注意ですが、多少であれば問題ありませんのでがぶ飲みしない程度に飲むことで水分補給になるでしょう。
スポーツドリンク

これに関しては記載するか迷いました。
こちらは熱中症対策という観点では十分効果的と言えると思いますが、一般的な水分補給という観点では個人的にはあまりおすすめしません。
スポーツドリンクはその名の通り、運動中や運動後の水分補給として飲まれることがほとんどです。
なぜならスポーツドリンクには糖分 (炭水化物) が含まれているからです。
そして吸収性を高めるために糖分と塩分も含まれているのです。
上記より、運動した時であればよいですが、普段の水分補給や、運動をしてないときに熱中症対策として飲むのはあまりおすすめはしません。
スポーツドリンクは水分補給に適しているからと言って飲むには注意が必要です。
過剰な摂取は、不必要なカロリー摂取や体重増加のリスクを引き起こす可能性があります。
十分注意して飲むようにしましょう。
スポーツドリンクを飲むなら他にあげた飲み物を飲むことをおすすめします。
水分補給に適していない飲み物
こちらに関しては認識してる方がほとんどかと思いますので簡単に紹介します。
まずは「アルコール飲料」です。
これに関してはもう理解されていると思います。
アルコールは利尿作用を持ち、体内の水分を排出するため、水分補給には適していません。
アルコールを摂取する場合は、水分を補給するために水や非アルコール飲料を併用することが重要です。
次に「カフェイン飲料」です。
カフェインもアルコール同様に利尿作用を持ち、体内の水分を排出することがあります。
カフェインを多く含む飲み物(コーヒーや紅茶、エナジードリンクなど)は、過剰摂取すると水分補給には適していません。摂取する場合は、適量を守り、水分補給のために水やカフェインを含まない飲み物を摂ることが大切です。
そして最後に「砂糖や人工甘味料を多く含む飲み物」です。
砂糖や人工甘味料が多く含まれるジュース、ソフトドリンク、スポーツドリンクなどは、高カロリーで栄養価が低いため、水分補給には適していません。また、砂糖や人工甘味料は利尿作用を促すこともあります。水分補給には無糖または低糖の飲み物を選ぶようにしましょう。
上記の飲み物は水分補給として飲むことはあまりないかもしれませんが、紹介でした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
熱中症対策として水分補給はとても大事ですが、普段から水分補給をすることも大事です。
冒頭に記載したように水には様々な効果があります。
これらはあくまで良い効果の一部であり、ほかにもたくさん良い効果があるはずです!私が把握していないだけですが、、、
ただし、何事にもバランスが大事です。
正しい水分バランスを保つために、個人の体重や活動レベル、気候などを考慮しながら適切な水の摂取量を確保することが重要です。
飲む水は軟水や硬水など種類ありますが、最初のうちは特に気にしないでとにかく水を摂取するということを意識するのが良いでしょう。
種類や質に関しては二の次で良いでしょう。
暑い時期は突然やってきて、熱中症も気づかないうちになっていることも多いです。
普段から水分補給を意識して熱中症対策をしましょう!
特にお酒を飲んでいるとき、飲んだ後はしっかりと!